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交通事故の後遺症が残ってしまったら?症状固定・後遺障害・等級認定・むちうち症について

交通事故にあった人が冷静を取り戻したときに自身の怪我をみて不安になるのが、「もし後遺症が残ったら・・・」ということではないでしょうか。

ここでは、交通事故による「後遺症の恐怖」や「セルフチェック」について、そして交通事故治療を続けるにあたり重要なポイントになる「症状固定」や「等級認定」、「むちうち症と後遺症の関係」についてまとめています。

 

交通事故が原因で残った後遺症の恐怖とは?

事故による損傷があまり深刻ではないと判断したときや、身体への自覚症状(ケガなど)がないときに病院へ行かずに様子をみると選択してしまう人が多いようです。

しかし、事故による後遺症は知らないうちに刻々と進んでいることが多く、翌日または数日後に気付いたときには重症で手の施しようがないという最悪のケースに至ることもあるので要注意です。

 

後遺症の症状とは?

「後遺症」とは、交通事故による怪我が治ったあとにも、事故により負った怪我の影響がその後も残ってしまう症状のことを指します。「後遺障害」と言葉は似ていますが、意味合いは異なりますのであとでそれぞれの違いを紹介します。

さて、交通事故が原因で残る後遺症のなかでも特に多いのが「むちうち症」です。むちうち症の場合、事故直後は症状が自覚できないことが大半で、念のため受けたレントゲン検査でも異常が発見されません。

むちうち症のほかに起こり得る後遺症のなかで最も重症とされているのが「遷延性意識障害」です。この症状に至ると意識がはっきりせず言葉を発することがむずかしくなるとされています。

そのほかにも目や耳、脳、脊椎に関わる後遺症などさまざまな症状があります。交通事故後は病院の検査で以上が見つけられなくても数日のあいだは経過観察をしっかりと行いましょう。

 

後遺症の治療期間は?

後遺症の治療にかかる期間は症状によってさまざまですが、むちうちを例にすると完治までに「早くて3カ月」、「長いと6カ月以上」治療期間がかかることもあります。症状の改善があまりみられないときには、治療法や通院先を変えることも視野に入れておくことも必要です。

 

後遺症の主な症状とは?

後遺症の主な症状とは

◎吐き気

交通事故の後遺症でよく現れる症状として「吐き気」があります。

吐き気の理由はむちうち症が原因のこともありますし、むちうち症とは別に自律神経を崩したために起きることもあります。吐き気のほかにも手のしびれやめまいを併発することもあるので、症状がでたときにはすぐに病院で診察を受けましょう。

 

◎痛み

交通事故による負った後遺症は、首をはじめ胸、頭、腰、背中などに「痛み」がでるなどさまざまです。自覚症状がなくとも事故によるストレスが原因で身体の筋肉が硬くなり(緊張し)、いつの間にか身体のあちこちに痛みを感じることもあります。

 

◎腰痛

後遺症の痛みの一つである「腰痛」は、事故により直接的な外傷が原因になることもありますが、自律神経のバランスを崩したことにより痛みを誘発することもあります。

時間が経つと症状が落ち着いてきたからと症状を放置しておくと忘れたころに痛みが再発して、ひどいときには腰椎ヘルニアと診断されることもあるので気をつけましょう。

 

◎イレギュラーな痛み

事故のあとになって現れることが多い後遺症こそが「イレギュラーな痛み」といえます。症状がなかったのに数時間後、または数日後に身体のだるさや痛みが現れてきたときにはすぐに病院へいき診察をしてもらいましょう。後遺症は、負傷した患部だけに目が行きがちですが、思いもしなかった部位に痛みが生じることもあるので注意が必要です。

 

 

交通事故治療~症状固定・後遺障害・等級認定について~

交通事故治療を受けるときに知っておきたいこととして、「症状固定」や「後遺障害」、「等級認定」、「むちうち症」を紹介します。

 

「症状固定」とは?

「症状固定」とは、一定期間を過ぎても症状が改善せず、これ異常治療を続けても効果が期待できない最終の状態に達したことを指します。

多くの方が交通事故治療をはじめてから「6ヶ月から12カ月ほど」を経て症状固定に至ることが多いようです。症状固定は、かかりつけの担当医師により診断されます。

症状固定となれば保険会社からの補償が受けられなくなりますが、自己負担であれば治療を続けることができます。

保険会社によっては独自の判断で症状固定に至っていると判断して、これまで進めてきた医療費の支払いを中止、打ち切りしてくることがあります。この場合は、医師から症状固定と診断されたわけではないので自費払いをして諦めずに治療を続けることが大切です。

 

後遺障害と後遺症の違い

「後遺障害」のほか、「後遺症」という言葉があります。

後遺障害は、「事故によって負った肉体的・精神的な傷」が、これ以上治療を続けたとしても改善が見込めない状態に達した(症状固定)あとに労働能力の喪失、そして日常生活に支障が生じていることが「認められる状態」のことを指します。尚、後遺障害に該当するかの判断は「後遺障害等級認定」されるかで判断されます。

一方、後遺症は、交通事故による怪我が治ったあとに怪我の影響が残ってしまっている症状のことをいいます。

後遺症が残ったことに対し損害賠償請求するには、後遺障害等級認定がされていることが対象になります。後遺症が残る可能性があると医師に診断されたとしても、必ずしも後遺障害となるとはいえないのです。

 

後遺障害の「等級認定」とは?

交通事故のあとに長期にわたり症状がよくならないときには、自賠責調査事務所に「等級認定」されることで後遺障害とみなされます。後遺障害の等級は全部で16等級あります。後遺障害の等級は事故による損害賠償請求をするときに必要になります。

 

 

むちうち症~その誤解と責任について~

交通事故による怪我のなかでも、よく誤解が生まれやすいのが「むちうち症」の症状です。これは事故から数日経ってから症状がでる「予想できない怪我」であることが原因の一つです。

時間が経てば自然に治るだろうと被害者も保険会社も安易に考えていることが多いのですが、長期にわたる治療に被害者自身も責任をもって、完治するまできちんと通院を続けることが大切です。

また、示談後に発覚したむちうち症は自費での治療となりますので、事故後は簡単に示談には持ち込まず必ず警察に相談し記録を残すようにしましょう。

 

こんな痛みもむちうち症の後遺症!?

「むちうち症」は見た目では判断しにくいため一見元気そうに見えるのですが、実際は症状が進んでいたということがよくあります。

通常は首が痛い、頭が痛い、だるいといった症状が多いのですが、ほかにも頸椎神経を圧迫されたことによる脳の血行不良が原因で顔や手足に痺れを感じる、食欲不振になるといった症状が現れることもあります。

 

むちうち症とネックカラー

むちうち症は早めに治療を施すことで、症状の悪化を防ぐことにつながるとされています。治療初期の段階では痛みや熱を和らげるために首に「ネックカラー」をつけて安静にすることが大事です。症状が徐々に和らいできたら主治医と相談のもと理学療法や運動療法の治療段階に入ります。

 

後遺障害等級表にないむちうち症

後遺障害等級表に「むちうち症という項目は記されていない」ことをご存じでしょうか。

後遺障害等級は、さまざまな項目に区別されているため症状がどの項目に当てはまるのかによって等級を確定します。しかし、レントゲンやMRIでの診断が難しいむちうち症は、その曖昧な判断基準から等級認定のときにはかなり揉めることが予想されるのです。

 

交通事故後は経過観察が大切!セルフチェックについて

交通事故にあったときには医療機関で精密検査を受けることが大切ですが、むちうち症のようにそのときには発見されない症状もあります。そのため、事故のあと数週間は「セルフチェック」することがとても重要です。

セルフチェックするポイントとしては、「首を動かしたときに痛みがある」、「朝起きたときの状態(頭痛やだるさ)」、「身体に内出血がある」、「朝だるくて起きられない」などです。

こういった症状があるときには、すぐに医療機関にて検査を受けることをおすすめします。

 

 


交通事故により怪我を負ってしまったときには、できるだけ早期に適切な治療を受けることが大切です。軽傷だからと症状を放置していたけど、実際には症状が悪化していて最悪「後遺症」が残ってしまう可能性が多いにあるからです。

今回は交通事故が原因で残る後遺症の恐ろしさ、事故後の経過観察の重要性、そして交通事故治療を受けるうえで知っておきたい症状固定や後遺障害、等級認定、むちうち症に注目して紹介してきました。

これらのことを自動車の運転者も含め、すべての人がよく理解することが大切です。交通事故の恐ろしさを知ることで、安全運転を心がけ交通事故に起こさないように、そして交通事故に遭わないように日頃から注意しながら生活を送るようにしましょう。

 

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