任意の自動車保険に加入するには「ダイレクト型自動車保険」または「代理店型自動車保険」を介して新規申込みができます。
どちらの申し込み方法から保険に加入するかは、それぞれの特徴やメリットなどを参考に最適なほうをお選びください。
目次
ダイレクト型自動車保険とは?
通販型とも呼ばれる「ダイレクト型自動車保険」は、主にインターネットを介して自動車保険に加入できる保険です。
ダイレクト型自動車保険のメリット
・直接保険に加入できる
ダイレクト型自動車保険は、代理店に行かなくてもパソコンやスマートフォンから直接保険に加入できます。
・一括見積もりが受けられる
一括見積もりが受けられることから、複数社の保険会社の見積もりを比較検討しながら選ぶことができます。
・ダイレクト型ならではの割引や豊富なパッケージ
保険会社が自社のホームページで保険の商品を販売しているため、ダイレクト型ならではの「割引」や「パッケージが豊富」であることも大きなメリットです。
・業者に気兼ねすることなく保険選びができる
代理店に見積もりをお願いすると、どうしても断りづらいという問題が生じます。一方で、ダイレクト型の一括見積もりは担当者と顔を合わせることがないため、気兼ねすることなくじっくり保険を選ぶことができます。
ダイレクト型自動車保険の注意点
自宅からインターネットを介して気軽に自動車保険に加入できる「ダイレクト型自動車保険」ですが、保険に加入するまえには以下のようなことに注意しましょう。
・保険内容をよく理解する
ダイレクト型自動車保険に加入する前には、保険内容をよく理解する必要があります。万が一、交通事故が起きときでも、きちんと補償を受けられるようにするためには、保険に加入する時点できちんと補償内容や補償範囲などを把握しておくことが大切なのです。
・特約の有無は自分で決める
保険会社の担当者と話す機会は、メールや電話を含めほとんどありません。そのため、加入する保険の補償内容やオプションで特約をつけるか否かについては、すべて自分で決めなければなりません。
・必要な補償は削らない
保険料を安くしようと、必要な補償まで削ってしまっては意味がありません。補償内容や補償範囲などを熟読し、よく理解したうえで最終的に加入する保険や特約を決めるようにしましょう。
・事故対応の良し悪しを見極める
ダイレクト型自動車保険の中には、代理店の保険にくらべ「事故対応能力」に不安要素が多いとされています。事故対応能力に優れているかどうかを見極めるには、事故対応を行う拠点数の多さや、事故対応の体制が整っているかどうかが大きな判断ポイントになります。
代理店型自動車保険とは?
以前の自動車保険の販売方法では、ダイレクト型自動車保険というシステムがなかったため、「代理店型自動車保険」から保険に加入するのが一般的でした。
代理店型自動車保険のメリット
・保険会社の担当者に詳しい相談ができる
代理店が保険会社に代わって保険販売をしているため、保険販売の担当者と顔を見合わせながら、保険に関する相談ができる点が最大のメリットです。
・購入時に保険加入できる
一般的に、自動車販売ディーラーや自動車修理工場などが保険会社の代理店業務を行っています。代理店型自動車保険は自動車の購入時や車検の更新時に一括で保険に加入できるため、とても効率が良いといえるでしょう。
代理店型自動車保険のデメリット
・保険料が高くなりやすい
保険会社から代理店へは、紹介料が発生するため、ダイレクト型に比べ保険料が若干高くなることがデメリットといえます。
任意の自動車保険には、ダイレクト型自動車保険か代理店型自動車保険から加入することができます。
もし自動車保険についてあまり詳しくないときや自分だけで保険内容を決めるのは不安といったときであれば、担当者と顔見合せながら色々と提案をしてもられる代理店型自動車保険がおすすめです。自動車保険にはこれまでも加入したことがあって、できるだけスピーディーに加入したいということきにはダイレクト型自動車保険がおすすめです。
それぞれに特徴がありますし、メリットやデメリット、それに加入前に注意したいことなどがあります。ダイレクト型と代理店型の違いを比較して、どちらがご自身に合っているかを見極めて保険に加入するのが一番です。