妊娠中の方が交通事故に巻き込まれるケースも少なくありません。
しかし、一般的な交通事故治療とは異なり妊娠中の身体には薬の処方をはじめ、湿布薬や電気治療などもすることができませんので病院側の治療も積極的に行われないケースが多いようです。
そこで注目されているのが、鍼灸整骨院といった東洋医学の施術院です。
妊娠中の交通事故治療はどうしたらいい？
妊娠中の方が交通事故にあったときに一番の心配事、それは治療により胎児に悪影響が及んでしまうのではないかということではないでしょうか。
交通事故が原因のむちうち症や腰痛からくる痛みがつらいにも関わらず、必死に我慢して治療を受けないでいる方も少なくないようです。
むちうち症のような症状はそのままにしていても自然に良くなる症状ではありません。痛みを我慢しているとストレスがかかり精神面での不調をきたすようになりますので、結果的に母体や胎児にも悪影響を及ぼすことあり得るので注意が必要です。
妊娠中の交通事故治療に鍼灸整骨院が注目されています
鍼灸院や整骨院は、はり師・きゅう師や柔道整復師といった国家資格を有した者が施術する施設です。
病院や整形外科では、外科的手術や薬の処方などの西洋医学で治療をしますが、胎児や母体に影響がでそうな治療法はできるだけ避けなければなりません。
鍼灸整骨院では主に、手法などの施術により身体が本来持つ「自然治癒力」を高めることで事故による怪我の回復を促していく施術をしています。
手法の施術では副作用が少ないといわれる鍼灸（東洋医学）を使って施術するため、妊娠中の方をはじめ小さな子どもでも安心して治療を受けることができます。病院で精密検査を受けたけれど異常が発見されない、痛みが引かないようなときには一度鍼灸整骨院に相談してみるのもいいでしょう。
妊娠中の治療に鍼灸整骨院が勧められる理由とは？
鍼灸整骨院で妊婦の交通事故治療を受診する前には、医療機関で精密検査を受け、産婦人科にも交通事故にあったことをきちんと報告し診察を受けるようにしましょう。
事故による怪我が軽症であったときでも、事故による衝撃は母体にも胎児にも影響が出ている可能性があります。そのため、まずは必ず病院へ行きましょう。
鍼灸整骨院は、外科的手術や薬の処方などをせず、鍼灸や手法を施した治療をします。胎児や母体に悪影響を与えないことを心がけているため、施術による副作用がほとんどないことも妊娠中の方に交通事故治療に鍼灸整骨院が勧められる理由の一つといえるでしょう。
もちろん施術前には、患者が抱える不安な点をヒアリングしたうえで、治療の内容を詳しく説明します。施術が始まる前に分からないことがあれば積極的に相談して不安を解消しておくようにしましょう。
女性や子ども専用の治療院もあります
鍼灸整骨院の中には、女性専用や子ども専用の治療院もあります。
通常の院では小さな子どもと一緒に通院するとどうしてもベビーカーや荷物が邪魔になり何となく敬遠してしまいがちですが、こういった専用院であれば治療室内までベビーカーを押したまま入室することができるので大変便利です。
子どもが長い時間飽きずに待っていられるように、キッズルームを完備した治療院もあるのでお子様連れの妊婦さんでも安心して治療を受けることができます。
妊娠中の方の交通事故治療はとてもデリケートな問題です。通常なら使う薬も安易に使うことができないからです。手法を中心とした比較的副作用が少ないとされる東洋医学の施術を受けることは、事故により負った怪我の痛みや症状の緩和に非常に効果的であるとされています。
交通事故にあったあとにむち打ち症といった慢性的な痛みに悩まされている妊娠中の方は、産婦人科の担当医に整骨院や鍼灸院での施術を受けることについて一度相談してみるのも良いでしょう。