法律で加入が義務付けられている「自賠責保険(強制保険)」ですが、未加入のまま運転をすると懲役、または罰金といった罰則が科せられますので必ず加入するようにしましょう。
以下では、自賠責保険に加入するところから、更新、そして解約について簡単にまとめています。
目次
自賠責保険に加入するためには?
◎コンビニやインターネットから自賠責保険に加入する
自動車や大型バイク以外の125cc~250cc以下の原動機付自転車(原付バイク)、軽二輪自動車については「コンビニやインターネット」から気軽に自賠責保険への加入手続きができるため大変便利です。
◎郵便局で自賠責保険に加入する
そのほか、全国各地にある郵便局でも手続きが可能です。
◎自動車メーカーやディーラーで自賠責保険に加入する
自動車やそのほかのバイクは、自動車メーカーや自動車のディーラーなどが手続きを代行してくれます。納車日に合わせて自賠責保険をつけてくれるところがほとんどですが、念のため記載事項に間違いがないか、契約期間などをよく確認しておきましょう。
万が一、自賠責保険の内容に誤りがあるまま運転をして事故を起こしてしまったときには、自賠責保険に未加入として刑罰の対象となるため気をつけましょう。
自賠責保険の加入までにかかる期間
自賠責保険の加入手続きにはそれほど時間はかかりません。
自動車ディーラーなどに代行してもらい加入するときは、納品日に合わせて保険始期日を設定してもらいます。
125cc~250cc以下の原動機付自転車(原付バイク)や軽二輪自動車はコンビニやインターネットから加入できますが、通常は平日、土日祝日関係なく「24時間」加入手続きが可能です。自動車損害賠償責任保険証や保険標章(ステッカー)も即日受け取ることが可能です。
自賠責保険の更新について
「自賠責保険の更新」は、自賠責に加入する義務と同じで決して忘れてはならない手続きです。車検が必要な自動車やバイクであれば、自動車整備業者もしくは自動車を購入したディーラーにお願いして自賠責保険の更新代行をしてもらうことができます。
自賠責保険の更新を代行してもらうメリット
自賠責保険の講師の代行をしてもらうメリットは、「更新忘れを防ぐことができる」ということです。事前に更新代行をお願いしておくことで有効期限切れになるまえに代行会社から更新についての連絡が入るため、更新忘れを防ぐことができるのです。
尚、コンビニやインターネットで加入をしたときでも、サービス内容によっては有効期限前にメールにて更新手続きのお知らせが受けられることもあるようです。
所有者の名義変更をするときとは?
自賠責保険の更新のときに自動車やバイクの所有者が変更になった場合は、「名義変更」しましょう。
自賠責保険は自動車やバイクにかける保険ですので、名義人と異なる人が運転をして交通事故を起こしたときにも保険が使えることがあります。しかし、名義人が違うことで面倒な手続きが増えますので、できれば自動車を譲渡する、譲渡されるときには運転をするまえに名義人変更をしておくと安心です。
自賠責保険を解約できるケースとは?
以下のようなケースでは「自賠責保険を解約できる」とされています。
◎廃車や使用停止
自賠責保険を解約できるケースの一つが、自動車を「廃車」にするときや「使用を停止」したときです。
◎新車に買い替え
廃車や使用停止のほか、「新車」や「新しいバイク」に「買い換えた」ときにも、自賠責保険の契約を変更、または解約するといった選択ができます。
解約条件に該当する理由がいる
自賠責保険は、だれでも簡単に解約できるかといったらそうではなく、必ず「解約条件に該当する理由」がなければなりません。
自賠責保険の解約に必要な書類は、自賠責保険証明書や廃車を証明する書類、運転免許証などの本人確認書類、ステッカーなどです。
自動車や大型バイク以外の125cc~250cc以下の原動機付自転車(原付バイク)や軽二輪自動車は、コンビニやインターネットからも自賠責保険の加入が可能ですが、解約手続きはできないので注意しましょう。コンビニなどで加入した自賠責保険の契約については、引受保険会社に連絡を入れて解約手続きをします。
自賠責保険の加入自体は決して難しいものではありません。自動車販売のディーラーに代行してもらう、コンビニやインターネットから加入することもできます。加入は簡単に住むのに未加入のまま車やバイクを運行していたとなると法令違反になりますし、万が一他人に被害を与えてしまったときに補償できるものが何もなくては大きな問題です。
自動車やバイクを運転する人は交通事故に遭う、起こしてしまう可能性がゼロではないことを理解することが大切です。そして、常に安全運転を心がけることはもちろんのこと、法で決められた自賠責保険には必ず加入したうえで運行をするようにしましょう。