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車両保険の豆知識!加入するまえに知っておきたいポイント

交通事故が原因の損害や、台風や洪水などの自然災害による損害、火災による損害、落書きや盗難による損害、相手のいない自損事故による損害、当て逃げ事故による損害など、自動車に対する損害は「任意保険の車両保険に加入すること」で補償を受けることができます。

以下は、車両保険に加入するまえに知っておきたいポイントについてです。

 

車両保険を利用すると保険料が上がる!

「車両保険」は、車両に関する損傷をさまざまな補償でカバーできる保険です。しかし、実際に車両保険を利用するまえに覚えておきたいことがあります。

 

①車両保険の補償を利用すると等級が下がる

車両保険の補償を適用させると「翌年度の等級が3つ下がる」ことを覚えておきましょう。たとえば、自動車の修理費用が3万円であっても、50万円であっても、車両保険を使って修理をすれば翌年度の等級が3つ下がります。等級が下がると同時に、翌年度の保険料も上がるといったリスクがあるのです。

 

②車両保険の利用を回避すると結果的に良い場合がある

修理費用が少額で済んだときには、「車両保険の補償を利用しないほうが、結果的には安くなる」ことがあります。そのため、車両保険の補償を適用させるかどうかは、車両の修理費用や保険料などを慎重に比較検討したうえで判断することが大切です。

 

 

車両クラスにより保険料が異なる!

車両保険のタイプ(エコノミータイプ、限定Aタイプ、エコノミータイプ+限定A)によって、補償範囲や保険料が違います。

 

◎保険料を決める要素とは?

車両保険の保険料を決める要素は、「保険のタイプ」のほか、「車両料率クラス」や「年齢」が大きく影響しています。

「車両料率クラス」は、車種により9つのクラスに分けられています。契約する自動車がどのクラスに属しているかにより保険料が異なります。

毎年たくさんの新しい自動車が販売されるため、「車両料率クラス」もまた毎年見直しがされています。クラスが低い自動車と高い自動車では、保険料が倍以上になることもあります。

車両料率クラスのほか、保険料に影響を及ぼすポイントが「年齢」です。年齢が低い加入者と高齢の加入者は保険料が高くなります。これは、事故を起こす確率がほかの年代よりも高いといったことが大きな原因になっているようです。

 

 

車両無過失事故に関する特約について

交通事故で被害者は、事故の加害者の自賠責保険や任意保険から怪我の治療費や自動車の修理費用などの損害賠償金を受け取ることができます。

しかし、加害者によっては、任意の自動車保険に加入していないこともあり(無保険車)、被害者がなかなか賠償金を受け取れないことがあります。加害者に支払い能力なく、自賠責保険からの補償額でもカバーできない部分は被害者が自費での支払いをしなければなりません。

そのような事態に陥ったときには、被害者自身が加入している車両保険を使って自動車を修理することも可能です。しかし、車両保険の補償を適用させると等級が下がってしまうことを懸念して、できるだけ使いたくないというのが事故の被害者の本音です。

このようなときに便利な特約が、「車両無過失事故に関する特約」です。

 

・車両無過失事故に関する特約の特徴

「車両無過失事故に関する特約」とは、この特約をつけている契約者が交通事故に遭ったときに契約者に過失がない(無過失事故)と確定されれば、自身の車両保険を使って自動車を修理したとしても翌年の等級が下がらないという大変ありがたい特約です。

 

 

 


任意の自動車保険だけでも保険会社の数だけ色々な保険があります。そして、その中には補償内容や補償範囲、保険料などもどれもさまざまです。

車の修理には高額な費用がかかるため「車両保険」をつけようと考えることも多いのですが、ほかの保険にくらべて保険料が高いことが加入者のネックになっているともいえます。そして、条件のいい保険にはそれなりに制約があり、補償を適用させたことでマイナスに働くようなケースがあります。それが、車両保険の等級ダウンや保険料の増額などです。

今回紹介したような車両保険に加入するまえに知っておきたいポイントを参考に、ぜひ後悔のない保険選びを実現させてください。