漫然治療(まんぜんちりょう)
交通事故治療を進めるにあたり、症状を改善させるための治療ではなく、現状を維持することを目的に行われる治療を続けていると「漫然治療」を受けていると判断されることがあります。漫然治療と判断されやすい治療内容には、長期に渡り湿布薬やビタミン剤のみの処方を受けていたり、リハビリのための治療がマッサージだけだったりといったケースです。主治医による診断書をみた加害者側の保険会社が、漫然治療をしているということで治療費の打ち切りをしてくる場合もあるので注意が必要です。症状が良くならない、長引いているときでも、通院や治療を怠ることなく、適切な治療方針のもと治療を続けることが大切です。