東洋医学（とうよういがく）

予期せぬ交通事故により負ったケガの治療は、外傷や外科手術を行うことができる西洋医学での治療を受けるのが一般的です。しかし、長引くむちうち症などの症状に対しては、「東洋医学」を用いる接骨院や鍼灸院などの施術を受けることで治癒を促すことがあります。中国が発祥といわれる東洋医学は、外科手術や薬の処方といった物理的な施術を行いません。東洋医学で用いられる施術は、患者の症状やケガの状態を顔色や舌の色、脈などで観察し、主に手法を用いた施術により症状を改善させていきます。身体が本来もつ自然治癒力を活性化させることにより、治療が長期化していた症状を和らげ、自律神経のバランスを整え、内蔵を正常な働きに導くようにしていきます。