バレー・リュー症候群(ばれーりゅーしょうこうぐん)
交通事故によるケガに多いのが、むちうち症であり、適切な治療を行わないと後遺症として残ってしまう最悪のケースもあるので注意が必要です。むちうち症の中には、さまざまな種類があります。その中でも、事故から1~3カ月後に症状が現れることが多いむちうち症の種類に、「バレー・リュー症候群」があります。バレー・リュー症候群は、自律神経のバランスが崩れたことで起こる症状であり、頭痛や眩暈、そして吐き気や耳鳴り、視力の低下、目の疲労感、息切れ、腕のしびれなどの症状が生じることがあります。事故から数ヵ月後に症状が発生することもあるため、交通事故との因果関係を証明するためには、少しでも症状がでたら直ぐに病院で検査を受けることが大切です。